夏恋~それは永遠に~

充のマンションに着く前に、お昼を食べた。


和食のおいしいお店だった。


「菜々、俺片付けるから休んでな」


私の荷物が入ったダンボールは、充が全部運んでくれた。


「私もやる」


「妊婦だろ。大人しくしてた方がいい」


「大丈夫なのに」


結局私はベットに座らされて、充が私の洋服とかをタンスにしまうのを見るだけになった。


「つまんない」


そう言ったら、充がくすくす笑ってた。


洋服がどんどん片付けられてく。


寝室に備え付けられたタンスが、私と充の洋服で埋まった。


「これで最後か」


充が最後のダンボールに手をかけた。


「あっ、ダメ!」