夏恋~それは永遠に~

「そうと決まったら、菜々美ちゃんにはたくさん食べてもらわないとね。子供のためにも」


そう言って、お義母さんはお皿とお箸を私に差し出してきた。


「ありがとうございます」


「菜々、好き嫌いなく食べろよ」


「子供じゃないんだから」


充は笑いながら、いくつかお寿司ののったお皿を私の前に置いた。


「ばあちゃんは、何食べる?」


「そうだね」


やっぱり、充は外と中のギャップがあり過ぎる。


スーツを着てなきゃ、ただのイケてるお兄さん。


私がナンパ野郎だって思うのは、当然だよ。


焼けた肌も、ますますチャラチャラしたお兄さんに近づけてる。


でもほんとは。


こうやって、おばあちゃんを気づかえる優しい人。


介護の勉強してたくらいだしね。