夏恋~それは永遠に~

私は慌てて、立ち上がった。


少しの間忘れてた緊張感が、一気に押し寄せてきた。


「菜々。父さんと母さん」


「はじめまして。安西菜々美です」


そう言って、お辞儀をした。


「はじめまして。ごめんね、待たせちゃって」


「全然、大丈夫です」


「充留、テーブル運ぶから手伝って」


「わかった」


充とお父さんは、大きなテーブルを畳の部屋に持ってきた。


「ばあちゃん、気をつけて」


さりげなくおばあちゃんに声をかける充。


「菜々、座って。座布団いる?」


「うんん」


「家はお客さんが来たとき、こうやってテーブル出してご飯食べんの。普段はあっちだけど」