夏恋~それは永遠に~

「君は、仕事をしているのか?」


「はい」


そう言って充は、胸のポケットから名刺を取り出した。


「介護関係の仕事をしてます」


名刺を見て、二人はすごく驚いてた。


「年は?」


「25です」


「仕事は、上手くいってるのか?」


「はい。順調です」


「菜々美、ほんとに産むの?」


「ごめん、お母さん。堕ろすことは出来ない。せっかく宿った命なんだもん」


「菜々美・・・」


「僕が責任を持って、菜々美さんと子供を幸せにします。許してください」


一緒に頭を下げた。


「お願いします」