「なんで?」


私は急いで、胸元を掻き揚げた。


「誰も襲わないって」


笑いながら、私に近づいてきた。


そのまま、ベットに座った。


「気分は?」


「へっ?」


「覚えてないの?俺に言いたいこと言って、倒れたんだよ?」


「あの、えっと・・・ごめんなさい」


とりあえず、謝った。


「あんな暑い中、帽子も被らずにいたら日射病にもなるって」


うっ、なんか感じ違う。


もしかして、いい人?


そんな錯覚を起こしてしまうほど、彼は優しかった。


「ここ、どこ?」