「寝るか、生」


「うん」


「怒りんぼのお母さんも」


そう言って、私に片手を差し出す充。


「怒りんぼじゃないもん」


ムカっとしたけど、その手を握ってしまった。


三人でベットに入る。


「生、おやすみ」


「おやすみ」


さてさて。


生の夢が、正夢になるんでしょうか?


それからしばらくたって。


私も、生と同じ夢を見た。


「また会えるよー」


小さくて明るい光が、私にそう言った。





・・・END