夏恋~それは永遠に~

「俺の夢は介護関係の仕事をすることで、今それが叶ってる。だからこの仕事続けて、人の役に立つことが俺の生きる意味かな」


「充にぴったり」


「菜々の生きる意味は?」


「私は・・・充と出会って、命の大切さを実感したの。産まれてくる命があれば、亡くなってく命もある。だから生きることや命の大切さを、いろんな人に知ってもらいたい」


「そっか」


「でもまずは、生にそれをわかってもらうことかな」


そう言って菜々は、すやすや眠る生真を愛おしそうに見た。


「なんか、ずいぶん大きなこと言っちゃった」


恥ずかしそうに菜々が笑った。


「神様は生きる意味を持たせて、この世に人を産ませる。だけどそれが始めからわかるわけじゃないだろ?」


「うん」


「自分で見つけるんだ。見つけたものが自分の生きる意味だと、俺は思うよ」


「私も思う」


生きる意味って、難しく考えることない。


それはきっと、夢だったり目標だったりするんだ。