夏恋~それは永遠に~

そんな思いを込めて、生真と名付けた。


結局親の名前は、一文字も入ってないけどね。


「生、帰ろうか」


私の両親も、充の両親も、ものすごく喜んでくれた。


きっと天国にいる赤ちゃんも、おばあちゃんも喜んでくれたと思う。


「眠ってるね」


「ああ」


マンションに帰って、新しく買ったベビーベットに生真を寝かせた。


「この子は、どんな生きる意味を持って産まれて来たのかな?」


「どんなんだろうな?」


そっと菜々を抱き寄せた。


「充の生きる意味ってなに?」


菜々が顔を上げて、俺の目を見て来た。


「俺の生きる意味か」


「うん」