点滴の管が、少し邪魔だったけど。
「充が倒れたら、私死んじゃうから」
「ごめん」
少し意味不明だったけど、俺をどんなに心配してくれてたか今の言葉でわかった。
仕事をすることで、ばあちゃんのことを忘れようとした。
仕事をしてるときは、余計なことを考えなくて済むから。
だから、仕事に打ち込んだ。
でも逆に、それが菜々に心配をかけた。
俺が倒れて、泣いて。
菜々の小さい身体は、かなり震えてる。
こんな小さい身体に、俺はいっぱい心配をかけてしまった。
せっかく作ってくれたご飯も、まともに食べないで。
今思えば、ご飯がおむすびになってたのは、菜々の俺に食べて欲しいって気持ちだったのかもしれない。
そんなこと、倒れてから気づいた。
寝ないのって言葉も、俺の身体を心配してたから。
「充が倒れたら、私死んじゃうから」
「ごめん」
少し意味不明だったけど、俺をどんなに心配してくれてたか今の言葉でわかった。
仕事をすることで、ばあちゃんのことを忘れようとした。
仕事をしてるときは、余計なことを考えなくて済むから。
だから、仕事に打ち込んだ。
でも逆に、それが菜々に心配をかけた。
俺が倒れて、泣いて。
菜々の小さい身体は、かなり震えてる。
こんな小さい身体に、俺はいっぱい心配をかけてしまった。
せっかく作ってくれたご飯も、まともに食べないで。
今思えば、ご飯がおむすびになってたのは、菜々の俺に食べて欲しいって気持ちだったのかもしれない。
そんなこと、倒れてから気づいた。
寝ないのって言葉も、俺の身体を心配してたから。

