夏恋~それは永遠に~

充はまだ、眠る気配がない。


ゴロっとベットの上から、充の方に身体を向けてみる。


「充」


「ん?」


「寝ないの?」


「もう少ししたら」


「そう」


そんな状態が、さらに1週間も続いた。


その日は、とても暑かった。


私は洗濯物を干した後、少し疲れを感じてソファーで横になってた。


「久しぶりだな、こんなに暑いの」


ジワジワと汗がにじみ出てくる。


「充、大丈夫かな?」


食べない、寝てない、この暑さ。


ほんとに、倒れてしまうかもしれない。