夏恋~それは永遠に~

「あれ?」


お葬式が終わって、充の家に帰った。


親戚の人も、バラバラと帰って行った。


私の両親も、充の両親に挨拶して帰って行った。


私は喪服のまま、充を捜してる。


家に帰ってから、ずっと見当たらないのだ。


小さい頃から使ってたという、充の部屋を覗いてみる。


「充」


そこには、充の姿があった。


「菜々」


私の姿に気づいて、充が弱々しく微笑んだ。


「入っていい?」


「うん」


ドアをそっと閉めて、充の隣に座った。


カーペットの上には、一冊のアルバムが広げられていた。