夏恋~それは永遠に~

充は・・・


泣いてない。


でも、声をかけられないくらい弱ってる。


大事な人が、一瞬で居なくなってしまった。


きっと、胸が張り裂けそうだと思う。


私は、かける言葉がなくて。


ただ、隣に居ることしか出来なかった。


おばあちゃんは、眠ってるみたいだった。


声をかけたら、起きるんじゃないかって思うくらい。


だって、笑ってるんだもん。


安らかな眠りって、こんな状態のことをいうのかな?


火葬場で焼かれるとき、私は泣きそうになった。


でも、我慢した。


今悲しいのは、私より充。


だから、充の手をぎゅっと握った。