夏恋~それは永遠に~

「今日中に戻らなかったら、もうダメだろうって」


「そんな・・・」


思わず声が出てしまった。


充は、何も言わなかった。


だた床の一点を、じっと見つめていた。


「会ってきてくれ」


お義父さんの言葉に、私は立ち上がった。


「充?」


そっと充の手を引く。


「行こう?」


「ああ」


充の手をしっかり握って、おばあちゃんの病室に向かう。


ナースステーションの明りで見えた充の顔は、少し青ざめていた。


「ばあちゃん・・・」


病室に入るなり、充はおばあちゃんの手をしっかり握った。