夏恋~それは永遠に~

「何があったんだよ?」


充はぐっと、両手を握りしめた。


「それが・・・」


「風呂で、倒れてたんだ」


さっきまで黙ってたお義父さんが、口を開いた。


「風呂で?」


「21時頃、いつもの通りお風呂に行ったの」


お義母さんが、声を震わせながら話しだした。


「いつもなら、30分くらいで出てくるんだけど。今日は、なかなか出て来なくて。心配になって覗きに行ったら、浴槽の中で意識がなかったのよ」


お義母さんは、大きくため息をついた。


「すぐに救急車を呼んで、ここに運ばれたんだ」


「倒れた原因は?」


「脳出血だそうよ」


「意識は?」


充がごくりと唾を飲んだ。