夏恋~それは永遠に~

「わかってんじゃん」


充は私の髪の毛をくしゃくしゃやっていくと、寝室に着替えに行った。


その間に、レタスとトマトを切って、さっき茹でておいた卵をむく。


ガラスの器に、サラダを盛って完成。


「えっと、何味かな?」


ビニール袋からドレッシングを取り出す。


「青じそ味だ」


良く振って、それをかける。


「充、カレーよそってもいい?」


「今行く」


寝室に聞こえるように、少しだけ大きな声を出して、充がすぐ来ることを確認した。


ご飯をカレーを、半々でよそう。


「スプーンと、サラダは・・・フォークでいいか」


それを用意して、夕ご飯の準備が出来た。


「おっ、うまそうじゃん」