夏恋~それは永遠に~

「了解。味は?か・・・えっと、さっぱりしたのがいいな。送信っと」


すぐに返事が返ってきた。


仕事はいいんですか?充留さん。


『わかった。具合はどう?』


『あんま変わんない』


『無理すんなよ』


『はーい』


そんなメールを数回して、私はうどんの入った器を片づけた。


それから夕ご飯の支度をするまで、テレビを見ながらソファーに横になってた。


「そろそろやりますか」


エプロンをつけて、キッチンに立って、玉ねぎ、じゃがいも、ニンジンの皮をむいていく。


お肉を鍋で炒めて、玉ねぎとニンジンも加えて、玉ねぎに火が通ったら、じゃがいもと水を加えて煮る。


じゃがいもは煮崩れをおこすから、私は炒めないでそのまま煮てしまう。


その方が、じゃがいもの形が残るの。


じゃがいもニンジンに火が通ったら、火を止めてカレールウを入れる。