夏恋~それは永遠に~

手をつないで、ゆっくり歩道を歩く。


私の左側が海。


充の右側が道路だった。


ザザーっと、波の音がする。


「菜々、今日は買い物しようか?」


「うん」


時間がゆっくり流れてく。


「充」


「ん?」


「私ね、すっごい幸せな夢を見たの」


「どんな?」


俺は菜々の方に、顔を向けた。


「内容はよくわかんないんだけど、とにかく幸せだった」


「ふ~ん」


菜々が俺を見て、少しだけ微笑んだ。