「おはよう」


「おはよう」


菜々の唇に、キスを落とす。


恥ずかしがりながらも、菜々は俺にキスを返してきた。


「あんまりかわいいことしないで。朝から、止まんなくなるから」


「充のエッチ」


「男だから、仕方ないの」


海が見える窓からは、太陽の光が降り注いでいた。


時計を見ると、朝の7時。


「菜々、散歩行こうか?」


「うん、行く」


充はジーパンにTシャツのラフな格好。


私も、ワンピース一枚の簡単な格好で外に出た。


朝から太陽がギラギラ輝いてるけど、風があってそんなに暑くない。


気持ちいいって思えるくらいの、気候だった。