夏恋~それは永遠に~

ちょっと私をバカにしながらも、優しく頭をなでてくれた。


「菜々、海行くか」


「うん」


水着に着替えて、充は片手にサーフボードを抱えて外に出た。


周りには、たくさんの人がいた。


地元の人っていうより、観光客って感じだった。


海に着くと、私はさっそくビデオカメラをまわした。


新婚旅行のために買ったの。


キラキラした海も、周りに生えてるたくさんの植物も。


全部、思い出として残しておく。


目に焼き付けて、ビデオの中にも。


「菜々、俺入ってくるわ」


「うん」


海に向かう、充の後姿も撮ってみる。


私は持ってきたビニールシートを広げて、そこに座った。