夏恋~それは永遠に~

「菜々マジかわいい」


「かわいいって言わないで!」


「どうして?」


「だって、私もう二十歳だよ?かわいいなんて、恥ずかしいじゃん」


「じゃあ、なんて言って欲しいの?」


「んー大人っぽい?」


「ぷっ・・大人っぽいって」


充が噴き出した。


「菜々もう二十歳なんだろ?大人じゃん」


「笑わないでよ!」


恥ずかしさで、顔が真っ赤だった。


「穴があったら入りたい」


私は小さく、呟いた。


「いいじゃん、菜々。かわいいで」


「んー」