夏恋~それは永遠に~

「小動物ね~ある意味そうだよな」


「どーゆー意味よ」


「階段踏み外したり」


「あれは、急いでたから」


「小さいし」


「やっぱバカにしてる」


菜々は怒って、横を向いてしまった。


「菜々」


「なに?」


「俺さ、菜々に言ってないことある」


「へっ?」


充が突然そんなことを言い出した。


そんなことを言うから、思わず充の方を向いてしまった。


「あっ、こっち向いた」


「充~!」