夏恋~それは永遠に~

「いえ、お構いなく」


そう答えたけど、お義母さんはコーヒーを持ってきてくれた。


「すみません」


「いいのよ。菜々美を、迎えに来てくれたんでしょ?」


「はい」


「あの子今、眠り姫なのよ」


「えっ?」


「ずっと熱が下がらなくて。ご飯も食べないのよね」


そう言ってお義母さんは、コーヒーを口にした。


「ショックだったのよね。流産して」


「はい」


「もちろん、充留君もでしょ?」


「はい。でも菜々に比べたら」


「誰も悪くないのに。とにかく、菜々美に会って。部屋で寝てるから」


「わかりました」