夏恋~それは永遠に~

「ごめん、充。独りにして」


「菜々・・・」


俺は唇を噛みしめた。


「俺、いない方がいい?」


菜々がこくんと、頷いた。


「わかった」


私は持ってたお茶碗を、ぐっと握った。


「俺、仕事行ってくる」


「いってきて」


「辛くなったら電話して。すぐ戻ってくるから」


「うん」


「片付けはしなくていいから」


私の頭をポンポンとなでて、充は着替えを始めた。


ごめん、充。


独りにしてなんて、ひどいこと言って。