夏恋~それは永遠に~

「充、仕事行っていいよ」


「菜々?」


「充がいないと、仕事進まないでしょ?」


「でも菜々を独りには出来ない」


「私は大丈夫だよ」


「どこが大丈夫なんだよ!」


充が大きな声を出した。


「大丈夫なの!」


私もそれに負けないくらいの大きな声で言った。


「今だって泣いたくせに。身体だってまだ、辛いだろ?」


「充、優しすぎるよ」


「菜々・・・」


「嬉しいけど、自分のこと考えてよ」


このままじゃ、私のせいで充の人生ダメになっちゃう気がした。


頑張ってやってきた仕事が、泡になって消えてく気がした。