「なんでお前が泣くんだよ」
「だって先生が無理に笑うから」
堪えていた涙が溢れてくる。
先生は私の頭をポンポンって撫でた。
「ありがとな」
先生はそう言ってまた、タバコに火をつけた。
溢れてく。
涙も、気持ちも、言葉も。
「先生……好きです、先生」
溢れた気持ちは言葉へと形を変えて、私の口から音となり宙へと響いては消えていく。
「俺なんか止めといた方がいいぞ」
って笑いながら、またタバコの火を消す。
「だって、初めて会ったときから好きだったんだもん」
先生は私の頭に手を乗せて、ゆっくりと自分の方に引き寄せた。
「ありがとな」
先生の体から伝わる鼓動にドキドキする。
あなたの言葉で聞きたい。
「先生、大好き!」
ねぇ、あなたの答えは?
*END*


