~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王

 それだけは絶対に避けなければならない、とネロは続けた。

「……待てよ」

「なんですか? 死ぬのが惜しいのですか?」

「ったりめーだろボケ。誰が好き好んで死のうとするか。……ってちょっと待て、殺すの前提なのかよその話」

 さすがに麟紅の額を汗が流れた。
 それでも少年はうっすらと笑みを見せて、「ええ、もちろん」と。

「聖体祭儀(ミサ)と神楽(かぐら)の架け橋(リンク)、あなたを【教会】指定の危険人物とみなし、排除します」