「あーで、なんだ? いきなり改まって」
「ネロのことや。他に何もないやろ。話すことなんて」
突然平然とネロの名前を出してきたので、麟紅は慌てて常磐の頭をつかんで引き寄せた。
丁次には聞こえないように、小声で叫ぶ。
「バッカ! お前一般人(丁次)の前で魔法使いの話とかして大丈夫なのかよ!!」
「あ~、それなら大丈夫にゃー」
答えたのは丁次。しかしいったい何が大丈夫……
「おれっちも魔法使いだぜよ」
「ネロのことや。他に何もないやろ。話すことなんて」
突然平然とネロの名前を出してきたので、麟紅は慌てて常磐の頭をつかんで引き寄せた。
丁次には聞こえないように、小声で叫ぶ。
「バッカ! お前一般人(丁次)の前で魔法使いの話とかして大丈夫なのかよ!!」
「あ~、それなら大丈夫にゃー」
答えたのは丁次。しかしいったい何が大丈夫……
「おれっちも魔法使いだぜよ」

