意識が炎の剣に集中しているせいか、ネロはあっけなく転んだ。
追撃にと麟紅が炎の剣を突き刺そうとするが、そこはやはり簡単にはいかない。
ネロは闇の翼で眼前まで迫り来る炎の剣を受け止める。
すかさずネロは立ち上がり、もう一度氷の爪を振り上げる。今度は両手。
「ボディががら空きだ!!」
攻撃が来る前に鼻っ柱を殴り飛ばそうとネロの懐に潜り込むが、そのときにはすでにネロはいなかった。
「テんメェががら空きなんだよ!!」
左後ろからかかった声に、慌てて麟紅は前に転んだ。
宙をかいたネロの爪は麟紅の服の背中のところを斜めに裂いた。
追撃にと麟紅が炎の剣を突き刺そうとするが、そこはやはり簡単にはいかない。
ネロは闇の翼で眼前まで迫り来る炎の剣を受け止める。
すかさずネロは立ち上がり、もう一度氷の爪を振り上げる。今度は両手。
「ボディががら空きだ!!」
攻撃が来る前に鼻っ柱を殴り飛ばそうとネロの懐に潜り込むが、そのときにはすでにネロはいなかった。
「テんメェががら空きなんだよ!!」
左後ろからかかった声に、慌てて麟紅は前に転んだ。
宙をかいたネロの爪は麟紅の服の背中のところを斜めに裂いた。

