*
「うらぁっ!!」
麟紅の炎の剣がネロの腕を捕らえた。
が、ネロを覆う漆黒の闇がそれを防ぐ。
竜王術と竜王術との戦いではどちらもが魔力を操るので、魔力と魔力のぶつかり合いでは勝負がつかないのは当然だった。
それでも、二人の少年は戦う。
一度距離を取り、麟紅は正面に立つ少年に尋ねた。
「ハァ、ハァ、しつこいもんだな……。お前ももう体力の方が限界なんじゃねぇのか?」
「ぜぇ、ハァ……」
数メートル遠くからでも、その荒い呼吸が聞こえた。
「うらぁっ!!」
麟紅の炎の剣がネロの腕を捕らえた。
が、ネロを覆う漆黒の闇がそれを防ぐ。
竜王術と竜王術との戦いではどちらもが魔力を操るので、魔力と魔力のぶつかり合いでは勝負がつかないのは当然だった。
それでも、二人の少年は戦う。
一度距離を取り、麟紅は正面に立つ少年に尋ねた。
「ハァ、ハァ、しつこいもんだな……。お前ももう体力の方が限界なんじゃねぇのか?」
「ぜぇ、ハァ……」
数メートル遠くからでも、その荒い呼吸が聞こえた。

