狙うは迷うことなくネロの胸、心臓を一突き。それで止めとするつもりだった。が、もちろんそんな簡単に事は終わらない。
ネロはその胸に炎の剣が突き刺さる、その寸前で体をよじらせ、紙一重で攻撃をよけた。
もちろん、わざと。
ネロの顔が、狂喜に歪む。
ヒュッという音とともに氷の爪が麟紅の頬をかすった。肌が薄く一筋に裂けた。
しかし麟紅は怯(ひる)むことなく右肘(みぎひじ)を勢いよく曲げる。曲げた肘の先にはネロの胸部が。不意を突かれたネロは鳩尾(みぞおち)に思いっきり麟紅の肘を受け、一瞬苦痛の表情を見せた。
「テんメェ……!!」
今度はネロの膝(ひざ)が、無防御の腋(わき)に突き刺さる。
ネロはその胸に炎の剣が突き刺さる、その寸前で体をよじらせ、紙一重で攻撃をよけた。
もちろん、わざと。
ネロの顔が、狂喜に歪む。
ヒュッという音とともに氷の爪が麟紅の頬をかすった。肌が薄く一筋に裂けた。
しかし麟紅は怯(ひる)むことなく右肘(みぎひじ)を勢いよく曲げる。曲げた肘の先にはネロの胸部が。不意を突かれたネロは鳩尾(みぞおち)に思いっきり麟紅の肘を受け、一瞬苦痛の表情を見せた。
「テんメェ……!!」
今度はネロの膝(ひざ)が、無防御の腋(わき)に突き刺さる。

