~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王

 対して目の前に立つ氷の爪を持った漆黒の少年は、闇黒の翼を揺らして不気味な笑みを浮かべた。

「へぇ、炎の剣か……。随分とかっこいい物を使うね」

「お褒めの言葉と受け取らせてもらうよ」

 麟紅は適当に受け流し、

「じゃ、第三ラウンドとでも行きますか」

 ギチィ、と口を歪(ゆが)めた。

 瞬間的に、麟紅は前に飛び出した。