「“心を支配してる”んやないやろうな……?」
「……無論。そうとしか言いようがないな」
帝の竜は声をいっそう低くして答えた。常磐の額を汗が一筋流れ落ちた。
“何か問題でもあんのか?”
麟紅の声は常磐には聞こえない。が、常磐は麟紅がそう尋ねることを予想していたのだろう、
「グラリンは知らんやろうな。【絶対的儀と法の教会(アブソリュート)】が定めた法律にこんなんがあるんや……。『他者の心は必要以上干渉してはならない』ってな」
「……無論。そうとしか言いようがないな」
帝の竜は声をいっそう低くして答えた。常磐の額を汗が一筋流れ落ちた。
“何か問題でもあんのか?”
麟紅の声は常磐には聞こえない。が、常磐は麟紅がそう尋ねることを予想していたのだろう、
「グラリンは知らんやろうな。【絶対的儀と法の教会(アブソリュート)】が定めた法律にこんなんがあるんや……。『他者の心は必要以上干渉してはならない』ってな」

