~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王

 そう、つまりその言葉がさす意味とは、

「今まさに帝の竜と天皇の竜が戦ってンだよ」

 あっけらかんとアドロは続けた。
 カーキーはすかさず顔を隣に立つ璃寛に向けて、頭の中で言葉をつむぐ。

(ってことは今麟紅の野郎とその天皇の竜が戦ってるってことか?)

 カーキーの隣の巨漢は無言でうなずいた。おそらくそうだろう、という答えだ。

「一つ聞いていいか?」

 カーキーは首を正面、アドロに向けて尋ねる。