「いつまでそんな意味の無い余裕を見せ付けるつもりですか? 僕としてはそろそろ飽きてきたんですけど」
ネロの口調は心の底から呆れているような感じだった。いや、現にそうなのだろう。
麟紅の元まで歩み寄ると、ネロはその首根っこをつかみ上げ顔を自分の方へ向けさせる。麟紅はされるがままで。
「魔法らしい魔法が使えないあなたが、ルーン魔術師でもトップに立つこの僕に歯向かおうなんて馬鹿な話ですよ」
嘲(あざけ)るように、見下すようにネロは言う。
「さあ、早くその眼に宿る竜王を……!!」
最後の言葉は、音にならない。
麟紅の足が、そのネロの腹部に一撃を食らわせていた。
ネロの口調は心の底から呆れているような感じだった。いや、現にそうなのだろう。
麟紅の元まで歩み寄ると、ネロはその首根っこをつかみ上げ顔を自分の方へ向けさせる。麟紅はされるがままで。
「魔法らしい魔法が使えないあなたが、ルーン魔術師でもトップに立つこの僕に歯向かおうなんて馬鹿な話ですよ」
嘲(あざけ)るように、見下すようにネロは言う。
「さあ、早くその眼に宿る竜王を……!!」
最後の言葉は、音にならない。
麟紅の足が、そのネロの腹部に一撃を食らわせていた。

