桐谷涼が足を止めた。

あ…いつの間にか家に着いていたようだ。

家の前に「城崎」と言う文字があるから、私の家と気づいてくれたのだろう。



『ここで合ってるか?』


「うん。…ありがとう」


私は桐谷涼にお礼を言った。



『…お前、今携帯持ってるか?』


突然桐谷涼が携帯を持ってるか聞いてきた。