『………お前購買行く前に先に屋上開けてくるって俺に言わなかったか…?』



『………あはっそうだったわ』


翔…先輩がおネエ口調で言った。



『てめえ、ふざけてんじゃねーよ』

『ごめんって、涼!』


……

涼と翔先輩が話終わったとこで、私はスッと立ち上がり、

「あ、あの!昨日は本当にありがとうございました…!助けたつもりはなくても、私達からすれば助けてくれたの同然ですっ…!」