…私はその彼が見えなくなるまで目で追っていた。 なんで…? なんでこんなにも また彼に会いたいと、近づきたいと思ってしまうんだろう。 私の大嫌いな不良なのに… 怖いはずなのに… なんで? 自分の気持ちが分からないまま、愛に連れられ走って教室へ向かった。