ガラッ 「三浦さん、佐藤君、勉強熱心なのは分かるけど、もう下校時間よ。」 時計を見ると6時半になる所だ 扉を開けて入って来たのは 国語のAクラス担任教師 島田美智子先生だった 「分かりました。島田先生。」 「はい。分かりました。」 彩名とオレは急いで教科書や問題集を片付けた 「気をつけて帰りなさいね。」 島田はにっこりと微笑んだ