バシュッ




『雅臣様!!』



『……凛。』




『何故!?何故翠を止めなかったのよ!!』


凛は拳で雅臣の胸を強く叩いた



『……。』



雅臣は何も言わず、それを受け止めた





『何故!!何故こんな…ことに…っく。』




雅臣は自分の罪をよく理解していた




しかし、翠を愛しているが故に止められなかった





自らを責め続け、周りからも責められる事になるのは嫌な程理解をしていた