蒼い月~さよならのサイン~




『凛様…。凛様が一番お辛いのに、私…。』




『ふっ。沙弥は優しすぎる所があるわ。もう少し我が儘言ってもいいのよ。』





『凛様…。』


沙弥が凛に成り代わっている翠に少し険しい顔つきで言った



『凛様…。翠様と逃げて下さい。今なら間に合います!』





『今なら…』


翠は沙弥を優しく抱きしめた