蒼い月~さよならのサイン~





晶までの距離がたった数メートルなのにもっと遠くに感じた






「あ…きら…。」

ようやく晶の元にたどり着いた浩一は晶の両肩をしっかり掴む





「晶!!晶!!」




晶は微動だにしなかった






山頂の風に前髪がゆらゆらと揺らいでいる




まるで眠っているかのようだった






「晶!!!起きろ!!…風邪引いてしまうぞ…」