晶はチェーンを胸元から取り出した




「せっかく浩一から貰ったのにしてなかった…。」



晶は落ち込んだ顔をする



今日の…最後のデートはこの指輪を指に身につけたかったのに…



「気にしなくてもいいんだよ。晶。」



浩一はそう言うと晶のチェーンに繋がっている指輪をチェーンから外す




「左手を出して…。」