晶は満面の笑みで言う
「浩一ありがとう!」
「まあ、ベタだけどな。ほら、着いたぞ。」
園内に入ると様々な魚が遊泳していた
晶ははしゃぎながらそれぞれの魚に可愛いと連呼した
その姿を浩一は優しく微笑みながら見ていた
「次行こう!ほら、浩一!早く!」
晶は浩一の手をとり、急かす様に引っ張った
「ふっ。」
浩一は晶がこれほど喜ぶとは思わず、自然と笑顔が零れる
ジュゴンのコーナーに着くと母親のジュゴンに寄り添う様に子供のジュゴンは母のすぐ下を泳いでいた
晶は飽きずにそれをずっと微笑みながら見ていた
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