「返事はいつでもいいからなっ!」 そう言うと走って帰って行った ??? 「何?言ってるの?わけわかんないの。」 「まあ、いっか。ちょうど、喉渇いてたし…」 ペットボトルを開けようとした手が 止まった ペットボトルに書いてある字を見て 彩名の鼓動は高まった そこには上手いとは 決して言えないが 見慣れた 心のこもった字が 書いてあった [好きだ] ただ、その一つのフレーズに 彩名は頭がパンクしそうな位 驚きと嬉しさが 駆け巡った