「また~、本当は好きなんでしょう?HARUがさ。」


「それは…」




バシャン


ステージのライトが灯った



ピアノの伴奏が奏でられる



真ん中にはマイクを持つHARUの姿があった



グランドに集まっていた生徒や若者が黄色い歓声を上げた