「ねぇ、俊。」

「ん?」






「最近、変な前世を見るの。」


「変なって?」




「私は何歳なのか解らないけど、誰も居ない湖の前で…私のじゃなく翠の付けていた翡翠の首飾りを持って何かをしてるの。」

「なんだ?!それ?」




そんな話、浩一と晶から聞いていない



また二人ともオレに言わないだけか?