こうしてカーレンは赤い靴を買いました。 とても上質で綺麗なのにどうしてあんなに安いのだろう?と疑問に思いましたが、その答えはすぐに分かりました。 【よう!久しぶりじゃねえかカーテン!】 赤い靴が喋りました。 それも、どこかで聞いたことのある声です。 それは、小さい頃暖炉で燃やされてしまった赤い靴の声でした。