アパートに付いた私は部屋の前に立つとチャイムを鳴らした。

しばらくすると上半身裸の涼が出てきた。

「歩!?何、どーしたんだよいきなり・・てか泣いてる・・?」

私を心配してくれるの涼を見て安心した。その時だった。

「涼、その子誰ー?」

涼の後ろから姿を見せたのは下着姿の女の子・・。私より年上の・・大人の女だ。

「・・そっか。」

私はうつむいたままそっと言った。

私の中で何かが崩れていく・・。

涙はもぉー出なかった。