言葉が出なかった・・。体が震えた・・。

「うそ・・涼はそんな事しないし・・美咲だって・・」

動揺している私に対して美咲は冷静だった。

「分かってる・・けど・・私もずっと好きだったの。それに・・涼、他にも女いるよ。あと薬にはまってる・・。」

美咲の言葉が聞こえない・・。何でだか涙が勝手に流れて来る・・。

「うそっ!!そんな事信じない!信じないから!!」

その場を離れると私は涼のアパートに向かった。

涼の携帯に電話しても出ない・・。