涼の腕の中だけが私を温めてくれた。

涼だけが私の事を分かってくれた・・。

「島谷さん!そんなんじゃ良い大学にも行けませんよ!!」

毎日先生から言われる変わらないお説教。

“良い大学”が私に何してくれるの??

「歩!フラフラしてないで勉強しなさい!!皆家庭教師まで着けて寝ないで勉強してるって言うのにどぉしてあなたはそーなの!?情けなくてしょうがないわ。」

どぉして他人と比べるの・・?私は私なのに・・

息苦しい世界・・居場所のない心・・。涼に会いたいよ・・。